「自分で 作りたい」から 始まった、 僕の ホームページづくり
美容室を始めた頃、ホームページの知識もスキルもなかった僕。それでも「自分で作りたい」という気持ちだけは消えませんでした。できないところから始まった、僕のWeb制作の原点の話です。
お店を始めたときから、ずっと思っていたことがあります。
自分の店のホームページを、自分で作りたい。
僕は普段、美容室を営んでいます。美容室を始めた頃から、ホームページは自分で作りたいと思っていました。
理由をきれいに説明できるほど、当時から何か明確な考えがあったわけではありません。ただ、自分のお店のことだから、自分の手で作ってみたい。自分が考えていることや、お店の雰囲気を、自分なりの形で伝えてみたい。そんな気持ちがずっとありました。
でも、何も分からなかった
知識、ゼロ。
スキル、ゼロ。
ホームページを作りたい。でも、何から始めればいいのか分からない。
専門的な知識もない。Web制作を勉強してきたわけでもない。
それでも、「どうにかしたい」という気持ちだけはありました。
今振り返ると、最初に持っていたものは本当にそれだけだった気がします。できるから始めたわけではありません。むしろ、できないことだらけでした。
分からないことが出てきたら調べる。やってみる。うまくいかなければ直す。そして、また試す。
- 分からないことにぶつかる
- 調べる
- 試してみる
- 直す
- 少しだけできることが増える
たぶん、ずっとその繰り返しでした。一気に何かができるようになった感覚はありません。ひとつ分かると、また次に分からないことが出てくる。それをひとつずつ越えていくうちに、気がつけば以前よりできることが増えていました。
「作る」ことが、少しずつ面白くなった
最初は、自分の美容室のホームページをどうにかしたい、というところから始まっています。でも、自分で触っているうちに、だんだん面白くなってきました。
文章を変えるだけでも、伝わり方が変わる。写真の大きさや位置を変えるだけでも、見える雰囲気が変わる。余白ひとつでも、なんとなく落ち着いて見えたり、逆に窮屈に感じたりする。ただ情報を載せればいいわけじゃないんだな、と少しずつ分かってきました。
ホームページは、
その店らしさを見せる場所なんだ。
美容室をやっていると、お客様にどう見えるか、どう感じてもらえるかを考えることがあります。Webも、それと少し似ているのかもしれません。
「この店は、どんなことを大切にしているんだろう」「どんな人がやっているんだろう」「ここなら相談しやすそうだな」。そういうものは、料金表や営業時間だけではなかなか伝わりません。
だから僕は、ホームページを作るときも、その人やそのお店の空気まで伝わるものにしたいと思うようになりました。
気づけば、自分の店だけではなくなっていた
自分の美容室のサイトを作りたい
誰かのお店の想いをWebで形にする
そして最近、ありがたいことに、誰かのお店や仕事をWebで形にする機会までいただくようになりました。これは、自分でも少し不思議な感じがします。
最初は「自分の店のサイトを作りたい」と思っていただけです。知識もなかった。スキルもなかった。できる保証なんて何もありませんでした。
それが、調べて、試して、直して、また作って。その積み重ねの先で、今度は誰かのお店の想いや、その仕事らしさをWebで形にするようになっている。
もちろん、まだまだ分からないことはあります。むしろ、やればやるほど「こんなこともできるのか」と新しく知ることのほうが多いです。だからこそ、面白いんだと思います。
できなかった頃を、忘れたくない
僕は、最初からWebに詳しかったわけではありません。だから、ホームページの相談をするときに「何を伝えればいいのか分からない」という感覚も、よく分かります。
専門用語で説明されても分からない。そもそも自分のお店の何をホームページに載せればいいのか、それ自体がうまく言葉にならないこともあると思います。僕自身が、そういうところから始まったからです。
だから今、誰かのお店のホームページに関わるときに大事にしたいのは、いきなり「何ページ必要ですか」と聞くことより、まず話すことです。
何をやっているのか。どんなお客様が来るのか。何を大切にしているのか。これからどうしていきたいのか。話しているうちに、その人自身も気づいていなかった「らしさ」が見えてくることがあります。
「できるかどうか」より先に、
「やってみたい」があった。
振り返ってみると、僕のホームページづくりの始まりは、たぶんそこです。知識があったからでも、スキルがあったからでもありません。
自分で作ってみたい。どうにかしたい。 その気持ちだけで、少しずつここまで来ました。
そして今は、自分の店だけではなく、誰かの頭の中にあるものを一緒に見つけて、それをWebという形にしていくことが増えてきました。あの頃の僕が今の状況を見たら、たぶん一番驚くと思います。
でも、まだ完成したとは思っていません。これからも分からないことに出会って、調べて、試して、また作る。その繰り返しの先に、今まで自分では想像していなかったものが、またできていくのかもしれません。
FROM “I WANT TO” TO “I CAN”
始まりは、ただ
「自分で作りたい」でした。
NoëlWow代表
二瓶武士